邪気とは?
邪気とは、
人間の体内に溜まった悪い気です。
邪気が溜まると、気が重くなり、
元気が無くなり、顔色も悪くなります。
邪気は、癌などの病気から発生します。
昔、マッサージ をメインに施術していた時に、
癌患者さんをマッサージすると、
施術中からだんだん私自身の体が重くなっていき、
施術後は、下痢をしていました。
これは、私の体内に癌患者さんの邪気が入り込み、
その邪気を排除するため
私の体が下痢を起こしていたのです。
下痢をして邪気を排出した後は、
すっきりした体に戻ります。
癌などで入院されている方の病室へ伺うと、
なんとなく重さ・だるさを感じますが、
患者さんの体から出ている邪気を感じとるからです。
鍼灸マッサージ治療の仕事をしていると
邪気を感じ易い体になるようです。
昔の人は、現代人より邪気に敏感で、
邪気払いや邪気除けの祈祷の必要に迫られ、
神社などが作られたのでしょう。
鍼灸経絡治療 は、体内の 気 と 血 の流れを良くして
邪気の排出を行い、すっきりした体にします。
邪気を取り除くには、
鍼灸経絡治療が最も効果がありますが、
その他の方法に
・マッサージを受ける、
・汗をかく、
・森林の中を歩く
などの方法があります。
東洋医学では、本治法として気の流れを整えると共に、
邪気の排出(正気との入れ替え)も行います。